脱毛どのように起こるのか

薄毛というのは、ヘアサイクルが乱れた結果として新しい髪の毛がうまく育たなくなり、結果として全体的に髪の量が減ったように見える症状です。それに対して脱毛というのは、髪の毛自体が生えてこなくなることをいいます。まさに枯れてしまうわけです。
このように説明すれば、脱毛の方がより困難な状態であることが分かるのではないでしょうか。もちろん、薄毛が進むことによって脱毛になることもあります。そうならないようにするには、何より日頃の生活習慣を改めていくことが重要です。

 

・脱毛=過剰な抜け毛

 

髪の毛が抜けることそれ自体はまったく異常なことではありません。古い髪が抜け、新しい髪が生えてくる。そのようなサイクルが人の頭皮ではつねに繰り返されています。もちろん人にもよりますが、およそ50〜60本の髪の毛が1日のうちに抜けるといわれています。

 

しかし、これが100〜200本という過剰な状態になると、脱毛ということになります。抜け毛自体が問題なのではなく、その異常な多さが問題となるわけです。

 

とはいえ、先ほども言ったように個人差は大きいです。また、生え変わりの時期にはそれくらいの数が抜けることも珍しくありません。したがって、抜け毛が多いからといって即脱毛と決めつけることはできません。
脱毛と診断するには、さらに一定以上の期間をかけて見きわめなければいけません。

 

 

◆脱毛は生活習慣によって引き起こされる

 

脱毛がなぜ起こるのかは、ひと言では説明できません。
しかしその原因の多くは、薄毛と脱毛で共通しています。

 

よく知られた原因として挙げられるのが、遺伝ホルモンの異常生活の乱れ食生活の偏り、そしてストレスなどです。どれが原因となっているかは、人によって変わってきます。

 

最近では、タバコなどの嗜好品が脱毛の原因となっているといわれるようになりました。発毛のためには血行が良いことが条件のひとつなのですが、タバコというのは確実に血の巡りを悪くします。頭皮の血行が悪くなれば、薄毛や脱毛をうながすことは間違いないでしょう。脱毛を防ぐためには、タバコを吸わないことは必須です。
また、飲酒も脱毛を引き起こす原因といわれています。これは、体内に入ったアルコールを分解するには、アミノ酸が必要となるためです。このアミノ酸は髪の毛にとっても必要な栄養分であるので、あまりアルコールを摂取するとそれが不足してしまうことになります。したがって、飲酒は脱毛の原因となりうるわけです。

 

もちろん、単純に健康のことを考えても、飲み過ぎは控えなければいけません。対策としてサプリメントを飲むという手もあるにはありますが、やはり深酒をやめるに越したことはないでしょう。

 

ほかにも、脱毛の大きな原因となるのが睡眠不足です。特に22時から深夜2時にかけては、全身の修復が行われる時間帯です。髪の毛も例外ではなく、成長ホルモンの分泌によって発毛がうながされることになります。この時間帯にはしっかり睡眠を取っておくことが、脱毛の予防につながるでしょう。

 

最近、やけに抜け毛が目立つようになってきたと感じている人は、一度自分の生活習慣をチェックしてみてください。こうした毎日の暮らしにリスクが隠れているという点では、薄毛と脱毛には共通性があるのです。